冷え性は体質だからと、ずっと諦めて過ごしている方も多いのではないでしょうか。
体の中に取り入れる日々の飲み物に気をつけると、「冷え性」を軽減することができます!
今回は、体を温める飲み物、冷やす飲み物をまとめてみました。
冷え性に悩んでいる方は、毎日の飲み物から身体を温めていきましょう!
体を温めてくれる飲み物
体を温めてくれるオススメの飲み物を3つ厳選しました。
・ホットココア
・発酵茶(紅茶、ウーロン茶など)
・しょうが湯
それぞれの飲み物には、血行が良くなったり、体温が上昇する成分が含まれています。
詳しく紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
ホットココア
体を温める飲み物といえば、ホットココアです。
ココアに含まれている「テオブロミン」には、手や足先の神経を広げてくれる働きがあります。
テオブロミンによって手足の血行が良くなり、体温が上昇するので冷え性対策にピッタリの飲み物と言えるでしょう。
また砂糖は体を冷やす効果があるため、甘みが欲しいならハチミツを入れるのがオススメですよ。
発酵茶(紅茶、ウーロン茶など)
茶葉を発酵させた紅茶やウーロン茶は、血液の巡りを良くし、末端まで体温を温めてくれます。
紅茶の中でも、とくにルイボスティーがおすすめです。
ルイボスティーには血行の巡りを促進させる「ルチン」や、神経の興奮を抑えリラックス効果をもたらす「マグネシウム」が含まれています。
冷え性対策と健康維持を兼ねているお茶といっても過言ではありません。
夜寝る前に温かいルイボスティーを飲めば、睡眠の質を上げる効果も期待できるでしょう。
しょうが湯
体を温める最強食材の代表が生姜です。
しょうが湯には、体の中から熱を作り出す効果のある「ショウガオール」が含まれており、急激に身体を温める効果があります。
急激に温まることによって汗をかいてしまうと、温まった体の温度が戻りやすくなるため、体温変化には気をつけましょう。
コーヒーや緑茶は体を冷やす?
温かいドリンクを飲んでいれば、冷えが軽減されると考えている方も多いのではないでしょうか。
温かいコーヒーや緑茶であっても、実は冷え性対策には向いていません。
コーヒーや緑茶には、カフェインが含まれており、体温を下げる効果があるからです。
またカフェインには利尿作用もあり、水分を排出することで体内の温度が下がってしまいます。
緑茶やコーヒーを毎日飲む習慣がある方は、カフェインの過剰摂取には気をつけましょう。
また牛乳、ジュース、スポーツドリンクなどは、体を冷やす飲み物です。
夏の熱中症対策には効果的ですが、冷え性の方は控えることをおすすめします。
お酒を飲むと体が火照るけど冷えを促進させる?
お酒を飲むと体が熱くなるのは、アルコールに含まれている成分によるもの。
血管を広げる働きがある「アセトアルデヒド」によって、血流が良くなると体が火照り、熱が放出されていきます。
そのため、発汗すると体温が低下してしまい、冷えを促進してしまう可能性もあるでしょう。
体を温めるお酒
もしお酒を飲むなら、体を温める作用のある種類を選ぶことをおすすめします。
体が温まる作用のあるお酒は、以下の種類です。
・日本酒
・赤ワイン
・紹興酒
・ブランデー
温まる作用があると分かっていても、飲み過ぎには気をつけましょう。
毎日の飲み物から冷え性を改善しよう
体を温める効果のある飲み物と、冷やしてしまう飲み物について紹介しました。
毎日の飲み物に気をつけるだけで、冷え性が改善するならば、すぐにでも試してみたいですよね。
ぜひ体をポカポカと温めて、快適な生活を送りましょう!