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コラム

生姜で体を整える!意外と知らない正しい摂り方とは?

ピリリとした辛味と、爽やかな香りが特徴の「生姜」。

生姜が健康によいのは有名ですね。

女性に多い悩みの「冷え」対策として、積極的に食事に取り入れている方も多いと思います。

実は、生姜の摂り方次第で、体を温めることも冷やすこともできると知っていましたか?

今回は、生姜の効能と、体の不調を解消する効果的な摂り方を解説します。

生姜のうれしい効能・効果

漢方薬の約7割に用いられているほど、生姜には数多くの効能・効果があります。

代表的なものをいくつか紹介します。

  1. 体を温める
  2. 体の深部を冷やす(解熱)
  3. 血のめぐりをよくする
  4. 基礎代謝を高める
  5. 新陳代謝がアップする
  6. 生理痛がやわらぐ
  7. 免疫力がアップする

他にも書ききれないほどありますが、どれも嬉しい効果・効能ですね。

ここで、「おや?」と思った方もいるでしょう。1番目と2番目の効果・効能が矛盾しているように見えますね。

これは、生姜の食べ方によって「体を温める」ことも「体を冷やす」こともできるからです。

では、ご自身の体の症状に合わせた生姜の摂り方を早速見ていきましょう。

【生姜パワー!】気になる栄養と、効果的な摂り方

「冷え」による体の不調に悩む女性が多いので、ここでは体を温めたり冷ましたりする効能に注目して掘り下げてまいります。

ざっくり言うと、生で生姜を摂取すると体の熱を冷やし、加熱・乾燥してから生姜を摂取すると体を温める効果があります。

「それなら、生姜を摂るときは絶対に加熱しよう!」と思った方、ちょっとお待ちください。

生の生姜には、生でこそのいい効果・効能があります。

では、具体的に見ていきましょ。

生姜の栄養を「生の状態」と「加熱・乾燥した状態」で比較

生の生姜に多く含まれる成分「ジンゲロール」は、加熱や乾燥をすることで「ショウガオール」という成分に変化します。

【生】ジンゲロール

体にこもった熱を冷やしてくれるジンゲロール。

ジンゲロールには血管を拡張させる作用があります。血のめぐりがよくなると体の表面や末端の温度が一時的に上がり、その際に汗をかいて体温を下げるしくみです。

ジンゲロールは殺菌効果が高く、炎症を抑えたり、白血球の数を増やして免疫力を上げる作用もあるので、風邪や夏バテのときに最適です。

初夏に店頭に並ぶ、茎の付け根がほんのりピンクをした色白の新生姜はみずみずしく柔らかなので生食にピッタリです!

まだ暑さに体が慣れていない時期に、生姜でおいしく体調を整えましょう。

【加熱・乾燥した状態】ショウガオール

先に紹介した「ジンゲロール」は、加熱や乾燥によって「ショウガオール」に変化します。

ショウガオールは、ジンゲロールよりも体を芯から温める効果が高いので、体温そのものが低い冷え症の方にぜひ摂っていただきたい成分です。

ショウガオールが胃や腸の粘膜を刺激して血流をよくし、体を芯から温めます。体が芯から温まるので、冷えにくく、ポカポカと熱が持続するといったわけです。

女性は男性と比べると筋肉量が少ないので、どうしても体が冷えやすくなります。

日々の食事に生姜をプラスして、美と健康のために体を温めるよう心がけたいですね。

生姜のおいしい楽しみ方

生姜を生で食べるなら

体にこもった熱を冷ましたいなら、そうめんの薬味や炭酸飲料にプラスして、爽やかな辛味と香りを楽しみながら生姜を摂るのがおすすめです。

甘酢漬けや、生姜シロップを手作りして常備しておくといつでも楽しめます。

生姜を加熱ものを食べるなら

和食や中華料理を作るときに、香り付けや臭みとりに生姜をよく使う方が多いと思いますが、大胆に生姜をメイン具材として使うととっても美味しいのでおすすめです。

生姜のかき揚げ、生姜のナムル、生姜の肉巻きなど、色々チャレンジしてみてください。

生姜を乾燥したものを食べるなら

スライスした生姜をオーブンや天日干しで乾燥させた「お手製乾燥生姜」を常備しておくと便利です。普段のお料理や紅茶に、いつでも生姜をプラスできます。

生姜を手軽に取り入れましょう

「今日は包丁とまな板を使いたくないな」といったお疲れモードの日は、加工された生姜製品を賢く利用しましょう。

チューブ生姜、生姜シロップ、生姜パウダーなど、市販の製品を使うとお手軽ですね。

生姜は、1日に親指大の量を摂ることが理想とされています。
無理せず、おいしく、生姜で美と健康をキープしましょう!

→美味しく手軽に生姜をどうぞ♪