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コラム

クリスマスツリーはいつから出す?意外と知らないツリーの由来や意味

クリスマスに欠かせないアイテムといえば、真っ先に思い浮かぶのがクリスマスツリー。

街なかをクリスマスムードに染めるだけでなく、お家のインテリアとしても、気持ちをワクワクさせてくれる存在ですね。

ところで、クリスマスツリーはなぜ飾られるようになったのか知っていますか?

また、いつから飾りはじめればよいのでしょうか?

今回の記事では、そんなクリスマスツリーに関する素朴な疑問を解消していきます。

クリスマスツリーの由来は?

クリスマスツリーの由来には諸説あります。

今回はそのうちの一つである、冬至のお祭りが由来となった説を紹介します。

キリスト教が定着する以前、北欧では冬至のお祭り「ユール」というものがありました。

冬至の日は昼の時間が最も短く、それを過ぎると日が長くなっていきます。

そのため寒さの厳しい北欧では、冬至を「太陽が復活する日」として盛大に祝うならわしがあったのです。

この冬至のお祭り「ユール」では、人々は樫の木を飾り、焚き火を囲みながら飲食を楽しみました。

樫の大木は伐採して家まで運び、炉にくべて燃やします。

この薪には魔力があるとされ、12日間燃やし続け、太陽の復活を祝いました。

このユールに使われていた樫の木が、クリスマスツリーのはじまりだといわれています。

クリスマスツリーにはどんな意味がある?

ユールの慣習がクリスマスと融合する過程で、樫の木は、もみの木へと変化していきます。

もみの木が使われるようになった理由は、シルエットが三角形であるためです。

キリスト教には「三位一体」という教えがあり、もみの木の三角形は、三位一体である「父(神)・子(キリスト)・精霊」を象徴するものとして用いられるようになりました。

また、もみの木は冬でも葉を落とさない常緑樹であることから、「永遠の命」の象徴ともいわれています。

クリスマスツリーはいつから出す? 

ご家庭でのクリスマスツリーは、いつから飾ればよいでしょうか?

キリスト教には、クリスマスの準備期間「待降節(アドベント)」があります。

待降節は、12月25日の4週前の日曜日から12月24日までとされています。

キリスト教圏では、待降節のはじめの日曜日にクリスマスツリーを準備し、毎日少しずつ飾りを増やしていくという家庭が多いようです。

もちろんキリスト教徒ではないご家庭では、この通りにしなければならない決まりはありません。

11月下旬から12月初旬ごろを目安に、週末など、家族で飾りつけができそうなタイミングを選んで準備を行うとよいでしょう。

クリスマスムードを長く楽しみたいなら、ハロウィンが終わり11月に入ったタイミングでクリスマスのインテリアに切り替えるのもよいですね。

クリスマスツリーはいつ片づける?

キリスト教では12月24日のクリスマス・イブから数えて12日間を降誕節と呼び、この長い期間にクリスマスをお祝いします。

最終日は、1月6日の公現祭。その翌日1月7日にクリスマスツリーを片けるという流れが一般的です。

とはいえ、日本ではクリスマスが終わると一気にお正月ムードを迎えます。

お正月飾りや鏡餅と一緒にクリスマスツリーが飾られているのは、ちょっと違和感がありますね。

キリスト教のご家庭ではない場合、日本の慣習にならい、クリスマスから年が明ける前までにはクリスマスツリーを片づけるのが自然なスタイルではないでしょうか。

スタッフおすすめのクリスマスツリー

コレホシッ★スタッフのおすすめクリスマスツリーを紹介します。

お家の中でもホワイトクリスマスの気分を楽しめる、雪化粧をほどこしたリアルなツリーです。

シンプルにそのまま飾っても、オーナメントやLEDなどを飾りつけてもお楽しみいただけます。

150cmとコンパクトなサイズで組み立て式なので、収納時も場所をとりません。

シンプルなホワイトツリーとして飾るのもよし、ご家族で楽しく飾りつけるのもよし。

今年はぜひ素敵なツリーを主役に、クリスマスシーズンを満喫してみてください。

雪降るクリスマスツリー