ダイエット中におやつは大敵というイメージがありますが、我慢しすぎると、かえってストレスが溜まってしまうもの。
ストレスから食べ過ぎてしまったり、挫折したりしてしまうと元も子もありません。
適度に間食も取り入れて、気分転換しながらダイエットを継続できればベストですね。
今回はダイエット中に食べてもOKな、おすすめのおやつを5種類紹介していきます。
バナナ
剥くだけで食べられる手軽さが魅力のバナナ。
100ℊ(約1本分)が93kcalと、パンやごはんに比べて低カロリーです。
他の果物と比べるとややカロリーや糖質は高いのですが、糖の種類が異なるのがポイント。
一般的な果物に多く含まれる糖や果糖と比べて、バナナに含まれるでん粉やショ糖は、身体への吸収が緩やかです。
ヨーグルトと混ぜて食べれば、デザート欲も満たせます。
腹もち重視なら、あまりつぶしすぎずに食べましょう。
サツマイモ
食物繊維を豊富に含むサツマイモは、消化に時間がかかるため、腹持ちの良さが魅力です。
食物繊維が便秘改善に役立つほか、切り口に出る白い汁「ヤラピン」も緩下作用があり、お通じに悩む方には強い味方。
低GI食品のひとつで、食後血糖値の上がり方もゆるやかなので、身体に脂肪がつきにくいとされています。
おすすめの食べ方は、蒸して食べること。
焼いて食べるより水分量が多くなるため、満足感を得やすいですよ。
ゆで卵
ゆで卵は低カロリー・低糖質で高たんぱくの優秀食材。
たんぱく質は筋肉の材料となるため、運動と組み合わせることで、筋肉量が増え基礎代謝アップが期待できます。
「完全栄養食品」と呼ばれるくらい様々な栄養素を含んでいるので、栄養バランスのコントロールにも役立ちます。
ゆで加減は固ゆでが特におすすめです。
胃の中に留まる時間が長くなり、腹もちも良くなりますよ。
ただし、適切な摂取量は多くても一日3個くらいまで。
食事をゆで卵に置き換えるような無理なダイエットはやめましょう。
ナッツ
ナッツは食後血糖値の上昇を予防し、糖の吸収をおだやかにする低GI食品のひとつです。
不溶性食物繊維が豊富なので、便秘対策に役立つほか、代謝を促すビタミンやミネラルも豊富です。
また、ナッツは歯応えがあるので、よく噛むことで満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防ぐ効果も。
特に食事の30分~1時間前に食べるのが効果的です。
ただしナッツはカロリーが高いため、食べる量には注意が必要です。
適正な摂取量は、1日25g程度=手のひらに約1杯程度。カロリーは約150~180kcalです。
カロリーが気になる方は、素焼き・食塩無添加のものを選ぶのがおすすめです。
スルメ
スルメは豊富なたんぱく質と腹持ちの良さ、カロリー・糖質・脂質の低さでダイエットにおすすめの食材です。
スルメは、なんといってもよく噛む必要があるのがポイント。
噛むことで満腹中枢が刺激され、満足感を得ることができます。
満腹中枢に刺激が伝わるまでには約20分かかるといわれるので、ゆっくりと食べるのがよいでしょう。
よく噛むことによって表情筋が鍛えられ、リフトアップ効果も期待できます。
ただし塩分の摂りすぎは、むくみに繋がります。
市販のスルメを購入する際は、塩分量の少ない物を選ぶようにしましょう。
「痩せおやつ」を上手に使って、無理のないダイエットを
ダイエット中におすすめのおやつを5種類紹介しました。
食物繊維が多く含まれるものやよく噛める食材は、ダイエットの強い味方です。
今回紹介した食材を上手に取り入れて、ストレスなく理想的な身体を目指していきましょう。