夏は瑞々しい野菜が美味しい季節です。
色鮮やかで新鮮な夏野菜は、生で食べても調理しても美味しくて、思わず食が進んでしまいます!
そんな夏野菜ですが、夏は野菜の傷みが気になるところ。
そこでこのコラムでは、夏野菜の保存方法やおすすめのレシピを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
夏野菜の魅力
夏野菜の魅力はなんといっても、その瑞々しさです!
見た目が色鮮やかな夏野菜は、ミネラルやビタミンも豊富に含まれていて、夏バテ防止にもぴったり。
また、きゅうりやトマトなど、水分を多く含んでいる野菜も多く、水分補給にももってこいなのが、夏野菜の魅力です。
主な夏野菜と保存方法
それでは、代表的な夏野菜とその保存方法をご紹介していきます。
冷凍保存できるものも多くありますので、ぜひ参考にして夏野菜を楽しんでください。
なす
なすは、冷凍で保存できる夏野菜のひとつです。
丸ごと冷凍する場合は煮びたしに、切って冷凍する場合はカレーや麻婆茄子などに最適!
実際、筆者も冷凍してなすを使っているのですが、そのまま調理出来て味もあまり落ちないのでおすすめです。
切って冷凍する場合は、素早く凍らせるためにも乱切りよりも輪切りや棒状にしましょう。
トマト
実は、トマトも冷凍保存ができるんです。
冷凍の場合は2週間程度保存が可能です。
トマトはヘタを取ってざく切りにし、重ならないように保存袋へ入れて冷凍するのがおすすめです。
熟しすぎているものは、水分が多すぎて霜の原因になったりもするので、冷凍するときはやや硬めのトマトを選ぶとGOODです。
ミニトマトの場合は、ヘタをとってそのまま重ならないように保存袋に入れて冷凍しましょう。
ズッキーニ
ズッキーニは、常温での保存が一番適しているといわれています。
ズッキーニは乾燥しやすいので、1本ずつ新聞紙にくるんで風通しの良い冷暗所で保存しましょう。
保存期間は約1週間ですが、時間が経つほど中がスカスカになって味が落ちてしまうので早めに使うのがおすすめです。
もっと長くズッキーニを保存したいときは、冷凍保存をしましょう。
ズッキーニを冷凍保存をする際は、輪切りにして炒めて軽く塩を振り、油を切ってから重ねて並べて急速冷凍するのがおすすめです。
保存期間は約2週間で、凍ったまま調理ができるのも嬉しいポイントです。
とうもろこし
とうもろこしは、皮付きとゆでたもので保存方法が違うのをご存知でしたか?
皮付きの場合、皮がついたままキッチンぺーパーで包み、野菜室に立てて保存します。保存期間は約2,3日と短いので、早めに使いましょう。
皮付きのままラップで包んで冷凍すれば、約2ヶ月保存ができます。
茹でたとうもろこしは、熱いうちに1本ずつラップで包んで粗熱がなくなってから冷蔵するか、輪切りや粒をすべて取って冷凍するのがおすすめです。
冷蔵の場合は3,4日、冷凍の場合は1ヶ月程度が保存期間の目安なので、他の野菜よりも早めに使い切ることを意識しましょう。
きゅうり
きゅうりは約95%が水分ですが、常温、冷蔵、冷凍どの方法でも保存が可能なんです!
常温や冷蔵の場合は、よく水分を拭き取ってキッチンペーパーや新聞紙で包んで縦にして保存しましょう。
きゅうりを冷凍したい場合、洗ったきゅうりを薄く輪切りにすると使いやすくて便利です。
薄い輪切りにしたきゅうりを塩もみし、水気を取って小分けにして保存しましょう。
解凍後は加熱調理をしてから食べるようにしてください。自然解凍や、ざるに入れてお湯をかけて解凍できます。
オクラ
オクラは生のまま冷凍するのが、長持ちして便利です。
冷蔵保存では4,5日が限度といったオクラですが、冷凍するとなんと約1ヶ月も保存できるんです。
実際、筆者もオクラは冷凍して使ってます。
オクラを冷凍する際のポイントは、まずまな板などの上でオクラに塩をまぶして転がすこと。そうすることで、表面の産毛が取れてなめらかな食感になります。
そしてヘタとガクを取り、数本ずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
冷凍したオクラはそのままカットして炒め物などに使うのがGOOD!
おすすめ!夏野菜レシピ
それでは次に、王道の夏野菜レシピをご紹介していきます。
どれも手軽に夏野菜を美味しく食べられますので、ぜひ試してみてください。
夏野菜カレー
まず、夏野菜を使った料理と言えば「夏野菜カレー」です。
普段のカレーを作るとき、野菜を夏野菜に置き換えるだけで簡単に作れちゃいます。
お肉は何を使っても良いですが、鶏もも肉がジューシーで夏野菜との相性が抜群です!
夏野菜を作るときのポイントは、野菜を大きめにしてゴロゴロの食感を楽しむこと。
なすやズッキーニ、トマトなどがゴロゴロ入っている夏野菜カレーは栄養も満点で絶品です。
夏野菜そうめん
続いてご紹介するのは「夏野菜そうめん」。
こちらはきゅうりやオクラ、ミニトマトといった夏野菜が大活躍です。
味付けは普通のめんつゆだけでOKですが、梅肉を少し追加しても美味しくさっぱりいただけます。
豚しゃぶをのせることで、さっぱりしつつもバランス良く、夏バテ対策にもぴったり。
夏バテ気味のときにもおすすめの逸品です。
ラタトゥイユ
最後に紹介するのが「ラタトゥイユ」です。
ラタトゥイユとは、野菜の煮込みを指す言葉で、味付けはシンプルに塩コショウだけのものが多く、冷めても美味しく食べられるのがポイントです。
ラタトゥイユは食材をオリーブオイルで炒めて、トマト缶や白ワインで炒め、塩コショウで味を調えれば完成するとってもシンプルな料理です。
シンプルながらも栄養がたっぷりなのが、嬉しいポイントです!
なすやズッキーニ、ピーマンやかぼちゃ、などお好みの野菜を使って作ってみてください。
パンに乗せて食べたり、鶏肉にかけて食べるのもおすすめです。
まとめ
今回は夏野菜の保存方法やレシピについてご紹介しました。
色鮮やかで栄養も満点な夏野菜は、食欲の落ちやすい夏にもぴったりの食材です。
ボリュームのあるカレーから、さらりと食べられるそうめんなど、いろいろなレシピに使えるので、ぜひ試してみてください。
夏野菜を美味しく食べて、暑い夏も楽しく乗り切りましょう!