寒い時期には、風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりする人も多いのではないでしょうか。
「冷えは万病のもと」と言われるほど、体が冷えるとさまざまな不調の原因になります。
今回は、寒い時期におすすめな体をあたためる食べ物を紹介します。
積極的に食卓に取り入れて、冬を元気に乗り切りましょう!
体をあたためる食べ物7選
①しょうが
生の生姜に含まれる「ジンゲロール」には、血の巡りを良くして発汗を促す効果があります。
加熱することで「ショウガオール」という成分に変わり、血行促進効果がさらに高まります。
強い殺菌成分を持っているため、風邪のひきはじめにも効果的です。
②ラム肉
北海道のジンギスカンでおなじみのラム肉は、東洋医学でも長年用いられてきた食材です。
新陳代謝を促進する「L-カルニチン」という成分が、他の肉類よりも多く含まれています。
ビタミンや鉄分も豊富なため、貧血からくる冷え性や生理痛の症状も和らげるのにも効果的です。
③ニンニク
ニンニクの匂いのもとである「アリシン」には、血行を促進する働きがあります。
血管が広がることで、冷え性や動脈硬化、血栓の予防にも効果的。
疲労回復や免疫力アップも期待できる優れた食材です。
④長ねぎ
長ねぎの白い部分に含まれる「硫化アリル」には、血の巡りをよくして免疫力を高める効果があります。
緑色の部分に含まれる「ビタミンC」や「βカロテン」は、風邪の症状に効くと言われています。
成分が揮発して失われてしまわないように、食べる直前に刻むようにしましょう。
⑤玉ねぎ
玉ねぎには、血行促進効果のある「硫化アリル」や、抗酸化作用のある「ケルセチン」が豊富に含まれています。
東洋医学の世界でも「気を巡らせて体を温める」作用があるとして重宝されてきました。
「硫化アリル」は熱に弱いため、なるべく生のままで食べるのがおすすめです。
⑥味噌
発酵食品である味噌には消化を助ける「酵素」が豊富に含まれており、代謝を促進してくれます。
血の巡りが良くなり、冷え性の緩和にもつながります。
長ねぎやしょうがとともに味噌汁にすることで、より体を温める効果が高まります。
⑦唐辛子
唐辛子の「カプサイシン」には、エネルギー代謝を高めて血行を促進する働きがあります。
毛細血管が開くことで、指や足の先までポカポカになるため、冷え性の緩和にも効果的です。
体をあたためるおすすめの料理
長ねぎ・玉ねぎのしょうが味噌汁
体をあたためる食材を効率的に摂るには、味噌汁がおすすめ!
仕上げに「しょうが」をすりおろして添えれば、冷え知らずの万能スープの完成です。
にんにく・唐辛子の入った「もつ鍋」
もつ鍋には、体をあたためる「にんにく」と「唐辛子」がたっぷり!
寒い冬にはぜひ食べてほしい鍋料理です。
モツにはコラーゲンが豊富で、美容にも効果的。
お店の味を簡単に再現できるお取り寄せグルメで、身も心もポカポカにあたたまりましょう。
体をあたためる食べ物で寒い冬を乗り切ろう
冬を元気で乗り切るためには、体をあたためる食べ物を積極的に摂ることが大切です。
冷え知らずで健康的な体を手に入れるためにも、今日から意識していきましょう!