鶏胸肉は、お財布に優しいだけでなく、ヘルシーで栄養も豊富な優秀食材です。
「鶏胸肉はパサパサしやすい、旨みが少ない」と思っている人もいるかもしれませんが、調理法によってはそんなお悩みも解決できますよ。
今回は鶏胸肉の栄養面でのメリットと、3種類のレシピを紹介していきます。
鶏胸肉の栄養は?
鶏胸肉の栄養面で一番の特徴は、低カロリーにもかかわらず、良質なたんぱく質が豊富である点です。
鶏胸肉のたんぱく質には、身体に必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
たんぱく質を摂取することで筋肉量が増加し基礎代謝も上がり、脂肪が燃焼しやすい身体をつくることができます。
また、鶏胸肉に豊富に含まれるイミダペプチドも注目の成分です。
イミダペプチドには抗酸化作用や疲労回復効果があります。
体内に発生した活性酸素を取り除き、肉体的な疲れだけでなく、精神的な疲労を軽減する効果や、認知症の予防にも効果があるといわれています。
手軽にできる!鶏胸肉のレシピ紹介
ここからは鶏胸肉のレシピを3種類紹介していきます。
どれも簡単にできるので、ぜひ毎日の献立の参考にしてみてください。
塩チャーシュー
レンジだけでできてとにかく簡単だから、他のメニューと同時にパッと作れちゃいますよ。
材料
- 鶏胸肉…1枚
- ごま油…大さじ1
- 鶏ガラスープの素…大さじ1
- マヨネーズ…大さじ1
- 酒…大さじ3
作り方
1.鶏胸肉は皮を剥がし、フォークで穴を開けます。
2.調味料を混ぜ合わせます。
3.耐熱容器に1.2を入れ、ふんわりラップをかけます。
4.600Wで3分加熱し、中身をひっくり返してもう3分加熱します。
5.粗熱が冷めたら切り分けます。
鶏胸肉のみぞれ煮
胃腸が疲れた時に食べたい、優しい味。
パサつきやすい鶏胸肉もプリプリに仕上がります。
材料
- 鶏胸肉(皮なし)…1枚
- 大根…1/3本
- 塩コショウ…少々
- 片栗粉…大さじ1
- サラダ油…大さじ1
- 小ネギ…適量
〈調味料〉
- 水…150cc
- めんつゆ(2倍濃縮)…50cc
- おろししょうが…小さじ1
作り方
1.大根は皮を剥いてすりおろし、水気を切っておきます。
2.胸肉は削ぎ切りにし、塩コショウをふり、片栗粉をまぶします。
3.フライパンにサラダ油を熱し、鶏胸肉を焼き色がつくまで焼きます。
4.調味料を入れ馴染ませたら、そのまま3分煮ます。
5.小ネギを散らして完成です。
胸肉でピリ辛鶏チリ
鶏胸肉がもっちり仕上がるピリ辛鶏チリは、ボリューム感もある節約おかずです。
材料
- 鶏胸肉…1枚
- 長ネギ…1/2本
- 片栗粉…大さじ2
- ニンニクチューブ…1~2センチ
- しょうがチューブ…1~2センチ
- 豆板醤…小さじ1/2
- ごま油…大さじ2
〈チリソース〉
- 水…大さじ2
- ケチャップ…大さじ2
- 酒…大さじ1
- しょうゆ…小さじ2
- 砂糖…小さじ1
- 鶏ガラスープの素…小さじ1/2
作り方
1.長ネギはみじん切りにします。
2.胸肉は皮を剥いで削ぎ切りにし、片栗粉をまぶします。
3.ごま油を熱し、ニンニク、ショウガ、豆板醤を弱火で炒めます。
4.香りが出てきたら、中火で鶏肉を焼いていきます。
5.鶏肉に火が通ったらチリソースの調味料を入れ、ひと煮立ちさせます。
6..長ネギを加え、全体に味が馴染んだら完成です。
鶏胸肉は食卓の強い味方
鶏胸肉の栄養的な特徴とレシピを紹介してきました。
鶏胸肉は調理のバリエーションも広く、和・洋・中さまざまな料理に大活躍の食材です。
ぜひ積極的に取り入れて、毎日の食卓を楽しんでくださいね。